JR神戸線で行くB級グルメ旅、兵庫県加古川市の「かつめし」とJR姫路駅の「えきそば」食してきました。

B級グルメっていつ頃から始まったの?

よく耳にするのですが、B級って言えば「安くて美味い!」という印象がありますよね!

最近は「B級グルメ」と言った言葉がメジャーになり過ぎたのか、安くはないB級グルメが多いと思うのですが・・・

それでも地域の町興し的なものになっているのであればそれはそれで良いと思います。

先日たまたま、兵庫県に仕事で訪れた時に、そのB級グルメなる物に出会ったので今回は食ネタBlogです。

B級グルメ

ウイキペディアによると、B級グルメとは

B級グルメとは、安価で、贅沢でなく、庶民的でありながら、おいしいと評判の料理のことである。

1985年、1986年ころから使われるようになっている用語・概念らしいです。もう少し詳しく調べると

外食の他に、家庭料理の場合もある。
ただし、2006年ころから、各地で、安価で庶民的な料理を新たに造り、それを自地域のものとして地域おこしに活用しようとする試みが増え、その結果、「B級グルメ」と言っているのに、それ全般を指さずに、特定の地域に結びつけようとした料理、つまり「B級ご当地グルメ」に焦点が当たることが増えてきた。このような「B級(ご当地)グルメ」は、郷土料理とは大きく異なっており、歴史が浅く、農山漁村の生活に根付いたものではなく、基本的に近年になって開発された料理、作為的な料理である。また「町おこしのため」と称していても、実際には、特定の飲食店や特定飲食店グループが流行りに便乗して自店・自グループの目先の金儲けのためだけにやっていることが増え、批判されるようになっている。」

とのことです。

最初の概念から、だんだんと変化していっていますね!

なんでもこんなものですよ!

なんとなくですが、お金が絡んでくると、概念が崩れるのが一般的だと思っています。

兵庫県加古川市の「かつめし」

さて、今回出張で食したお昼ご飯は、兵庫県加古川市のB級グルメ「かつめしです。

私は、神戸大震災があった時期に兵庫県に住まいを構えていました。

加古川市も近く良く遊びに行きましたが、その当時には「かつめし」って知りませんでした。

「かつめし」をWikipediaで検索すると、

ビフカツとご飯を一緒にして「お箸で気軽に食べることができる洋食」をコンセプトに創作された。終戦直後の1947年に加古川町寺家町で創業した「いろは食堂」が最初に出したといわれる。当時ビーフカツレツをだす際に皿が足りず、ひとつの皿に、ご飯、ビーフカツレツを盛り、たれをかけたことが始まりとされる。これがコンセプトとなり、広まった。かつめしをスプーンで食べることは少なく、箸で食べることが一般的である。

なるほど、1947年からですから70年以上前にできたものですね!これは失礼しました。

知らなかっただけですね!もっと驚いたのは、終戦後なのに兵庫県ではビフカツが食されていたとはなかなか贅沢です。

それにしても、皿が足らなかった所から発案されたのは終戦後らしい話題です。

かつめし いろはーず

今回かつめしをご馳走になったお店の名前は「かつめし いろはーず」店名から色が入っていました。(笑)

場所はJR加古川駅の海側出口を出て、商店街を少し歩いたところにありました。

詳しい住所はこちら
〒675-0066 加古川市加古川町寺家町142-1
営業時間:
平日 11:00~15:00 (L.O.14:30)
17:30~21:00 (L.O.20:30)
土日・祝日
11:00~21:00 (L.O.20:30)
毎週水曜日がお休みとのことです。
お持ち帰りも可能でした。

食した「三色かつめし」

ジャーン!こんな感じの「三色かつめし」です。

見た目はとてもグロテスクですが、味は美味でしたよ!

見た目で判断しては、駄目ですね!

どの色か忘れましたが少し辛いかもって説明されましたが、甘口の私でも大丈夫でした。

とても美味しかったです。

あっという間に食しました。

ご馳走様でした。

お店は、11時開店ですが、私たちが立ち寄ったのは11:30頃で既に店内はほぼ満席でした。

運よく食べ終えられた方がいらっしゃったので、すぐに案内され食すことが出来ました。

店内もカントリー風で明るいお店でした。スタッフは女性ばかりだったように記憶しています。

お客さんは「おっさん」結構いましたよ!(^_-)

かつめし=男子 ではと思いましたが、お店がおしゃれなので女性も沢山いらっしゃいました。

姫路市の「えきそば」

加古川市の「三色かつめし」を食べ終えて、仕事も順調に進み、帰りは兵庫県の姫路市に到着!

姫路市と言えば、新しくなった姫路城「白鷺城」が有名で外国人の観光客が沢山いらっしゃいました。

そんな姫路駅のホームにあるB級グルメが「えきそば」です。

これはかなり有名で、私も十数年前から姫路に来たら、「えきそば」を食しています。

最初はラーメン?と思うほどの麺の見ためでした。

うどんと言えば色は白が一般的ですが、「えきそば」は少し黄色になっています。

そのため、最初に食した時はラーメンと勘違いしました。

お出汁は関西風の鰹出汁でさっぱりとしています。

今回はいなり定食を食しました。

いなりと「えきそば」がうまくマッチしたセットです。

価格を忘れましたが、確か500円ぐらいだったと思います。

上に乗ってる天ぷらがまた味を染みてとても美味しかったです。

えきそば「インスタント」

姫路の「えきそば」を食してから、数週間後に一緒に出張で行った同僚が、「こんな商品ありました!」って会社で見せてくれました。

その商品が「えきそばのインスタント」です。

へ〜こんな物が売られているなんて全然知りませんでした。

このインスタント麺の蓋を見ると、「えきそば」は1949年に出来たようですね!

既に69年の歴史です。

先ほど紹介した「かつめし」とほぼ同時期に開発されています。歴史に驚きました。

カップ麺の蓋の裏には「えきそば」の起こりが書かれていました。

戦後物資が不足していた時代に、簡単に、また素早く食べていただけるものとして姫路駅で麺類を販売しようと思いました。発売当時は、”うどん”のような麺でしたが、時間がたつと麺が伸びておいしくないので、おいしさを長持ちさせるためにはと考えた末に、度重なる試作の結果「かんすい」を入れた中華めんにたどり着きました。まねき独自でその製造にのりだし、中華めんに和風だしという一見ミスマッチの商品が生まれ昭和24年10月19日、それを”えきそば”と名付け、立ち売りを始めました。これが「えきそば」の起こりです。

なるほどですね!

戦後って何かと物資が不足している中、なんとか工夫して美味しいものを皆さんに食べてもらいたいといった商売人の努力が現れています。

思うこと

B級グルメが人気があるのが少しわかりました。

美味しいし、庶民の口に良くあって、飽きない味だと思います。

だから愛されているのではないかと思いました。

今回は、兵庫県の2つのB級グルメを紹介しました。

JRで同じ路線なので、ぜひ行く機会があれば食してみてください。

とても美味しいです。

できれば、関東の人に食べてもらいたいですね!

ではまた!

 


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