こんにちは約15年前のカメラを買って喜んで使っているcyapuです。
このカメラ本当に楽しい!通勤途中やお休み時のスナップ専用カメラとなってきました。GR4が発売され、当然購入予定だったのですが、購入まで行けず断念していましたが、LUMIX GF2と単焦点レンズで同じ28mmを楽しんでいました。
さてそんな中、28mmの単焦点も楽しいのですがSnap写真を撮っていると「ちょっと寄りたい」けど、被写体に影響が出そうな時ってありませんか?そんな時用に新しくレンズ追加しましたよ。
「LUMIX G VARIO 12-32mm f/3.5-5.6」のキットレンズですが、レンズ内手ブレ補正も付いてて、まあ便利!14mmと違って少し出っ張りますが、まだ許せる範囲です。この12mm-32mm(フルサイズ24mm-64mm)絶妙ですね!暗さはありますが、もっぱらお昼専用機なので気になりません。
今日はそんなレンズの特徴を記事にしてみました。
1. レンズの概要:ポケットサイズの標準ズーム「パンケーキズームレンズ」
「LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」は、マイクロフォーサーズ規格の標準ズームレンズです。最大の特徴は、その驚異的な薄さと軽さにあります。
「パンケーキズーム」とも称されるこのレンズは、使用しない時に鏡筒が短くなる沈胴式を採用しており、GF2のような小型ミラーレス一眼ボディとの組み合わせにおいて、その携帯性を最大限に高めることを主眼に設計されました。

GF2とこのレンズを組み合わせることで、従来のデジタル一眼レフカメラでは考えられなかった「カバンにポンと入れられる」「散歩に気軽に持ち出せる」といった、日常使いのスナップカメラとしての価値を格段に高めることができますし、カメラを使う頻度が多くなってきました。
2. 主な仕様と特徴
項 目 | 内 容 | 補 足 |
レンズ名 | LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S. | |
焦点距離 | 12-32mm | 35mm判換算で24mm-64mmをカバー |
画角 | 超広角(24mm相当)から標準(64mm相当) | 風景、スナップ、ポートレートまで対応 |
開放F値 | F3.5(広角端)-F5.6(望遠端) | ズームによってF値が変動する「可変F値」 |
手ブレ補正 | MEGA O.I.S.(レンズ内手ブレ補正)内蔵 | GF2ボディには手ブレ補正がないため非常に重要 |
操作性 | ズームリングを手動で回し、沈胴を解除する必要がある | |
サイズ | 全長約24mm、質量約70g | 非常にコンパクトで軽量 |
4. 短所(デメリット):表現上の制約
優れた携帯性と引き換えに、いくつかの制約もあります。
ボケ表現の難しさ:開放F値がF3.5-5.6と比較的暗く、特に望遠側ではF5.6になります。背景を大きくぼかした(被写界深度の浅い)写真表現にはあまり向いていません。ポートレート撮影などでは、被写体との距離を詰めるなど工夫が必要です。
沈胴操作の必要性:
撮影を開始する前に、レンズのズームリングを回して鏡筒を引き出す操作が必要です。一瞬のシャッターチャンスにはわずかなタイムラグが生じます。マニュアルフォーカス(MF)操作:レンズに専用のフォーカスリングがないため、ピント合わせはカメラ本体の電子操作に頼ることになります。緻密なMF撮影には向いていません。私は基本的にMF撮影をこのカメラに求めていないのであまり気になりませんが、MF好きな方はOlympus製の「**M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」**を狙ったほうが良いと思います。逆にこちらは手ブレは付いていないので、悩ましいところですが・・・
5. Lumix GF2とのベストな使い方:日常スナップの決定版
この「LUMIX G VARIO 12-32mm」は、GF2を最も活かせるレンズの一つと思っています。
「常に持ち歩き、日常を記録するツール」として使うことが、このレンズの性能を最大限に引き出します。
使い方①:iA(インテリジェントオート)でサクサク撮るGF2のタッチパネル操作とiA機能を組み合わせ、難しい設定を気にせず、構図とシャッターチャンスに集中して、このレンズの持つ広角から標準域の万能な画角が、日常の「何気ない良い瞬間」を逃さず捉えてくれます。
使い方②:旅行や街歩きの軽量装備として旅先での風景やグルメ、街角のスナップなど、多くのシーンをこれ一本でカバーできます。軽量で負担にならないため、観光に集中でき、かつ美しい記録を残すことができます。
使い方③:広角端(12mm/24mm相当)を積極的に使う広角端は、被写体と背景を同時に写し込みやすく、奥行き感のある表現が得意です。カフェやレストランなど、少し狭い空間での撮影に特に力を発揮します。
以上がこのレンズとLUMIX GF2での運用でした。参考になればと思います。ちなみに、このレンズも中古で購入したので13,000円で買うことが出来ました。本体も14mmの単焦点とセットで19,000円だったので全部で32,000円でミラーレス一眼楽しんでいます。古いカメラでも十分楽しめるのが楽しい。参考になれば、ぜひこのレンズで、GF2との軽快なカメラライフをお楽しみください。