近鉄の株主優待券なるものをいただきました。
この優待券1枚で近鉄電車が1日乗り放題になるって(ただし、途中下車無効)
しかも、この乗車券に特急券を購入すると特急に乗ることもできるらしい。
これは便利な優待券じゃないですか
早速、この優待券を使って名古屋まで仕事に行ってきましたよ。
JRと近鉄電車での時間と運賃比較(正規運賃での比較)
ここでは一例として、大阪の繁華街で若者に人気のあるミナミ(なんば)を出発して、名古屋に何時に到着するかを比較してみました。
出発時間は、なんばを10:00に出発して名古屋で13:00からクライアントとの打合せと設定しました。
諸条件として、特急に乗ったときは指定席としました。
JRルート
地下鉄でなんばから梅田まで行き、あとはJRを利用した場合
時間は、なんば10:00出発して名古屋11:31に到着です。
費用は、乗車券3,630円+特急券3,410円の合計7,040円
近鉄ルート
時間は、なんば(大阪難波駅)10:00出発 名古屋(近鉄名古屋駅)12:09到着です。
費用は、乗車券2,360円+特急券1,900円の合計4,260円
結果、時間的にはJRが約30分早く到着しますが、費用が1.65倍となりました。
お昼ご飯を食べても13:00の打合せには両方十分間に合います。
「時は金なり」と言いますが、仕事で時間の余裕があれば利用する価値が大です。
近鉄株主優待券を利用するともっとお得に行けます。
タイトルにJRの半額と書きましたが、通常料金で近鉄電車を利用しただけでは半額になりません。
下記のチケットを購入することでそのメリットが発生します。
写真に写っている株主優待券は4枚綴りになっていますが、チケットショップ等では1枚から販売されています。
時期と優待券の期限にもよりますが、1枚当たり1,300円から1,500円程度が相場のようです。
下の比較では、1,400円で設定しました。
近鉄株主優待券を使用した場合、
なんば10:00出発 名古屋12:09到着
乗車券1,400円+特急券1,900円
合計3,300円
見てのとおりとても安いです。
片道3,300円ですから往復で6,600円になります。
JRが片道で7,040円なので、往復すると14,080円となります。
差額 14,080-6,600円=7,480円
仕事の商談が上手く行けば、帰りの電車内で宴会できるかも知れませんね!
宴会どころか、なんば駅周辺の道頓堀で遊べますね!
思うこと
「時は金なり」ですから、一概に旅費比較だけでは判断できませんが、個人旅行で時間に余裕があれば近鉄電車(株主優待券利用)で行くでしょうね!
この金額差でたくさんのお土産を買うことが出来るのでメリットはかなり大きいと思います。
なぜか、JRに乗るのが当たり前と思っていましたが、今回の比較で次の個人旅行は近鉄でゆっくりと旅をするのも良いかもしれないと思っています。
それに、近鉄特急はとても空いています。
今回なんば駅から名古屋駅まで隣席には誰も乗ってきませんでした。
他の方の席を見ても、ほとんどが一人で二席を利用している状況でした。
あと、JRと違うのは電車内で売り子が来ません。それだけは寂しかったです。
乗車前にお弁当や飲み物はしっかりと買い込むことをお勧めします。
けっして、出張で近鉄電車を使って、旅費精算をJRでしないようにお気をつけ下さいね!
追記(緊急!)
この記事最近よく読まれており、書いた本人も喜んでいます。
ちょっと気になったことがあったので追記しました。
2018年3月時点で追記します。
2018年の1月まで近鉄株主優待券は1500円を下回る価格で販売されていましたが、3月に購入したときは、何と1800円まで値上がりしていました。
昨年末はそうでもなかったのですが、今年は相場が高い設定になっています。
ご購入される方は、購入前にお近くの金券ショップで価格調査してから購入されるようお願いします。
ただ、JRと比べると当然安く旅行は行けるので、お時間のある方は近鉄でゆっくりと名古屋まで行くことをお勧めします。