この本読んでみ!って会社の大先輩にお勧めされた。
内容はインタビュアー 対 藤圭子の対談を書き下ろした内容の本です。
藤圭子は私の世代ではないのですが、宇多田ヒカルの母親と言うことだけ知っている。
また、不幸な亡くなり方をしたことも何となく記憶があります。
なぜ勧められたのか知らないが、時間があったので読んでみた。
「流星ひとつ」の構成が面白い
インタビュアー(沢木耕太郎)対 藤圭子の対談構成となっています。
何処かのバーで二人で飲みながら一つのテーマを置きながらの会話を、文字お越しした内容です。
けど、この内容が実に面白かったです。
時代は、藤圭子が引退する寸前にインタビューした内容でした。
- なぜ、歌手を辞めるのか?
- 離婚のこと
- なぜ、芸能界まで引退するのか?
- 再婚するのか?
- 今後、どうするのか?
等、当時何かと噂が広がったようですが
当の藤圭子はそんなこと何も気にせず、自分がやりたいことをするだけだったようです。
それを公表しないのが藤圭子の魅力のようで、この本を読んで良くわかりました。
藤圭子の少し後に、若くして引退した山口百恵さん
今の時代に例えれば、昨年引退した安室奈美恵さん
など、売れている最中に引退するスターの最先端だったような気がします。
火酒による構成
火酒を飲みながらの構成がとても面白い!
火酒とは
アルコール分の強い蒸留酒。焼酎・ウオツカ・ウイスキー・ブランデー・ジンなど
1杯づつ飲みながらの構成になっていて、最終的には8杯の火酒を飲んでいました。
藤圭子さんはかなりの酒豪だと感じましたね!
あまり、内容を書くとまずいかと思うのですが
藤圭子の母親の生き方が、藤圭子と宇多田ヒカルにも少しダブっているところが、流石に血の繋がりだと感じました。
この本を読んで藤圭子さんから想像する宇多田ヒカルさんの今後が少し怖いのと少し興味が湧きました。
とても意味深な内容の本になっています。
是非是非読んで見て下さい!
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