技術士合格発表 2018年度(平成30年度)

2019年3月8日、例年3月初旬の金曜日に発表される「技術士」合格発表

合格された方は、一年の苦労が報われ

不合格の人は、また来年度とショックを隠せないでしょうが

結果は、真に受け止めるしかないですね!

合格された方本当におめでとうございます。

今年の技術士の合格率

2018年度の技術士試験はかなり難しかったようで、合格率がかなり下がったとか。

全体の合格率は9.1%、昨年は13.3%でした。

最近は少子高齢化もあって、ベテランの技術士さんが引退することにより、高度な資格の技術を現役世代で持っている人が少ないので技術士の数を増やす傾向にあると聞いていたのですが、結果は9.1%でした。

さて、技術士には総合技術監理部門を含めて21部門あります。

その中でも私が仕事でよく携わる部門は建設部門と上下水道部門です。

こちらの合格率はどうだったのでしょう。

建設部門の合格率

昨年の合格率が建設部門全体で見ると12.8%だったのですが、今年の合格率は6.3%とかなり厳し結果になりました。

約半分ですからね!これは厳しいです。

聞くところによると、択一問題が昨年のパターンから大幅に変更したことにより、例年通り勉強していた人はダメだったようです。

少し、変化をかけてきたことに対応出来なかったようですね!

要するに、皆さん択一問題を少しなめていた点があったのでは?

技術士会も今年でこの試験パターンは終了だったのですが、最後に変化球を投げてきました。

なかなかやりますね!

上下水道部門の合格率

昨年の合格率が上下水道部門全体で見ると11.9%だったのですが、今年の合格率は11.7%の結果になりました。

こちらの部門は例年通りの感じです。

その他は化学部門、環境部門、総合技術監理部門がかなり合格率が下がっています。

建設部門の詳細

先程、建設部門の合格率が9.1%と示しましたが、建設部門の中でも選択科目で11分野あります。

ここでの合格率はこんな感じでした。

全体的に下がっていますが、特に土質及び基礎、電力土木、道路、建設環境が昨年より1/3程度の合格率になっています。

本当に、建設部門を受験された方は厳しい結果でした。

上下水道部門の詳細

上下水道部門の全体合格率が11.7%でしたが、上下水道部門の中でも選択科目で3分野あります。

ここでの合格率はこんな感じでした。

下がり傾向にありますが、昨年と大差はないと思います。

思うこと

2018年度試験は厳しい合格率になりました。

受験者の方は大変苦労したと思います。

合格された方は本当に「おめでとうございます

不合格になられた方はショックを隠せないと思いますが、次年度の試験申し込みがそこまで来ているので、早めに切り替えて次のステップの準備をしてください。

来年度から試験内容が一部変更になります。

ここ数年のような択一試験が無くなって、以前のように論文形式になるようです。

私は論文時代に受験したので、論文のほうが択一よりも好きでした。

自分が思っていることを書ければ合格だと思うし、書けなければダメだと分かるところが好きです。

何れにせよ、得意分野があると思うので、その得意分野で点数を確保できるよう、文字力を鍛えるしか無いと思います。

仕事があって、家庭があって、毎年大変なのは良くわかります。けど、皆さん同じ環境だと思うので、是非今度こそは!と思いながら受験頑張って下さい。

為せば成る・・・

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