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もしかしたら、初の外車バイクに乗ったかも知れません。
あまり聞きなれない名前のバイクですが、「Hasqvarna Svaltpilen250」に試乗する機会があったので楽しんできましたよ。
まあ、試乗した感想は「軽くて早い250ccバイク」で驚きですが、デザインがとても素敵なバイクです。
生活に余裕があればセカンドカーに欲しい一台です。
ハスクバーナ
Husqvarna Motorcyclesは、世界で最も古いモーターサイクルメーカーの1つです。 金属加工会社としてスタートしたHusqvarnaは、1689年に南スウェーデンの「ハスクバーナ」の街に創設され、スウェーデンの軍向けにマスケット銃を製造していました。1903年にモーターサイクルの製造を開始し、以来Husqvarna Motorcyclesは、製造を中断したことのない世界で最も古いモーターサイクルメーカーの1つとなっています。
現在、Husqvarna Motorcyclesは、オーストリアに拠点を置いて、日本に輸入されるバイクの生産はインドのようです。
KTMの傘下に入っているので、KTMのバイクと共通な部分もあるらしいです。KTMとはまた違った、スタイルでここ数年人気が出ていると聞きます。Youtubeでも良く見かけますね!
ハスクバーナ Svartpilen250
日本に導入されているSvartpilenには125cc、250cc、400ccの3種類の異なる排気量があるのですが、今回試乗したのは250ccのSvartpilenです。
試乗途中で撮影した画像が↓
ちなみに、Svartpilenって日本語で「黒い矢」って言うらしい。兄弟者のVitpilenは「白い矢」らしいです。
125ccと400ccはよく似た使用らしいのですが、250ccだけホイールのデザイン等が違うようです。その他は変わらず、エンジンが違うだけで車体サイズ等は特に変わらないとか
カタログで見ると、こんな感じです。
デザインはほとんど変わりませんね!ホイルが違うのが一眼で分かります。タンク部分に書かれている文字も違いますね!250ccは「Svartpilen」の文字が入っていますが、400ccは401と数字が入っていますね!
本当は400ccのタイプに乗りたかったのですが、試乗車が無かったことと、販売店の方にお聞きすると、400ccを乗るにはある程度覚悟が必要らしい。
要するに、車体が軽いのに排気量が大きいので、吹っ飛ぶようです。
私のように普段重くて、ゆったりとしたツアラーの「gsr250s」に乗っている人にとっては、最初は125ccか250ccを乗ってみて、イケる!と思ったら400ccに乗ってくださいとのことでした。
プロの言うことを信じて、とりあえず、250ccのSvartpilenに試乗しました。
Svartpilen250の主なスペック等はこちら
Svartpilen250試乗
Svartpilen250に跨った瞬間に感じたこと
- 車体がメチャクチャ軽い
- 足つきとても悪い
この2点ですね!250ccなのにメチャクチャ軽いのには驚きました。
私が乗っているgsr250sの車重が188kgそれに対して、Svartpilen250の車重が153kgなので、この35kgの差はかなり大きく感じました。
gsr250sが重たすぎるのも原因でしょうが、Svartpilen250の軽さには驚きです。跨っていても立ちゴケする気配は全くなしです。
次に感じた、「足付きの悪さ」これもgsr250sのシート高が780mmに対して、Svartpilen250のシート高は835mmなので、55mm違うだけでこんなに違うのかと思ったけど、少しだけSvartpilen250のシートの方が横幅がある感じでした。
その分、股の部分がとられるので、足つきが悪いと感じたのでしょうね!試乗するとほとんどの人は同じことを言うらしいです。足つきが悪くても、車重が軽いのであまり気になることは無いです。
まあ、ツアラー車のGSR250Sと個人的にはモタードと思っているSvaltpilenを比較するのが無理なのかも知れないですが・・・
次からは試乗で気づいた点などまとめました。
ハンドル位置が高い
シートもそうなんですが、ハンドル位置もとても高いです。
ハンドルを握った感想はモタード系のバイクに跨った感じです。少し幅広のハンドルもそんな感じでした。ハンドルを握ると戦闘態勢に入ったような気がして、乗り出すのにとてもウキウキしました。
Svartpilen250には兄弟車もあって、ハンドルがセパハンになっているVitpilen250もあるらしく、こちらならもっと前傾姿勢になるので、戦闘態勢に入るかも知れません。
ただし、250ccタイプは日本に入ってないって聞きました。(確かインドで販売されている)400ccは日本でも購入可能なので、見せていただきましたが、セパハンがまたカッコ良い!お客さんのバイクだったので、見るだけでしたが、シートの仕様も少し豪華に見えました。
400ccですが、Vitpilenのスタイルはこんな感じ
ハンドルの影響もあると思いますが、かなり低い体制に見えますね!タイヤもロードタイヤ履いているので見てるだけで早そうです。
シートが固くて良い
シートが少し固めなのですが、これがまた良い感じの固さなんです。
ふつう固いシートだと腰やお尻が痛くなってくるのですが、このシートは私に合うのか、ぜんぜんお尻が痛くなりませんでした。固いですがシートの厚みがあるので乗り心地が良いのだと思います。
車で例えるならドイツ車的なシートです。直感ですが、このシートで長距離乗っても疲れないかもと思いました。
シートって座ったら何となく合うか合わないかって分かりますからね!流石に外車です。
アクセルレスポンスが良い
アクセルを少し回すだけで一気に6000回転付近まで回ります。まるで、2ストって印象でした。
当然、走っていてもエンジンはとても元気です。アクセルを回すとグングン回ります。
個人的に3速から4速で遊ぶのがとても楽しそうです。クラッチもとても軽いです。二本指でも簡単にクラッチを切ることが出来ました。
アクセルレスポンスが良くて、グリップが少し細めもあって、最初にアクセルを回した時は一瞬ウィリーするほどだったのでビビりました。(汗)
その他良い点
フロントフォークが倒立式です。しかも、フロントサスペンション、リアサスペンションともにWP製です。
サスペンションにかなりお金かかってそうです。ブレーキもBybreを使っています。ブレンボ製ですから、間違いなくよく効きます。
タンク周りやマフラーもノーマルでもとてもかっこよかったです。
さりげなく、メーカ名が載っているのが良いですね。第一印象のデザインは大好きですね! 灯火類は全てLEDと最近のバイクらしい仕様です。
Svartpilen250のちょっと気になる点
外車なので当然かも知れませんが、ハイオク仕様です。
ちょっと維持費が嵩むかもと思いますが、月数回のライダーなら問題ないでしょう!車体のデザインを優先したこともあるのか、ガソリンタンクの容量が9.5Lなので、長距離を走る時は気を使うかも!
Svartpilen250は外車なので価格が少し高めです。乗り出し価格で70万円から75万円程度、これに、USBやETCを取り付けると、80万円は超えるかも!250ccに80万円はキツイですね。
それなら、400ccや650ccに手が届く範囲になります。やはり外車は高いです。
取り扱っているお店が少ない点も注意ですね!良いバイクでも近くに取り扱っているお店が無いとトラブルがあった時に困りますね!
「Svartpilen250トラブル」でググってみると、バイクによって当たり外れがあるといったBlog記事を良く目にしました。外車のあるあるトラブルです。
後は、故障時の部品代でしょうか?コストパフォーマンスは悪いかもです。
Svartpilen250の試乗を終えて
デザインは最高に好きですね!バイクって感じがありありと出ています。街中走っていても、一日に一台見るか見ないかの存在も良いですね!
ブレーキ、マフラーやサスペンションも高価な物が付いていて、灯火類もLEDと高級感もあります。
走りはエンジンレスポンスが良いので本当に乗っていて楽しいバイクでした。
ハンドル幅も広くて高いのでオフ車気分で走りを楽しめたのが良かったです。
試乗時間は10分そこそこだったのですが、とても気に入りました。もっと回したい気分でしたが、乗り慣れてないので正直エンジンを回すのは怖かったです。
一方、車重が軽いのは街乗りには良いですが高速に乗るとどうなのかなと思いました。あまりにも軽いので、高速での安定感は望めないかも知れませんね!
購入するとなると、オシャレにバイクを乗りたい方や、人と違ったバイクに乗りたい、あとは女性ライダーにはお勧めのバイクです。
Svartpilen250を乗り終えた後、帰路に着くためgsr250sに乗り替えたのですが、gsr250sの安定感に驚きました!
バイクって重さで全然違いますが、gsr250sに跨ると安定感がかなりありましたね!なので、やはりSvartpilen250は戦闘用のバイクですね!まるで、原付と大型のような感覚でした。
セカンドバイクライフが始まったら即購入予定です。
私の場合、近くにショップもあったので、メンテナンスも大丈夫だと思います。数年後、取得できる日を楽しみにしていますw
こちらのYoutubeでも紹介されていました。これ見るとますます欲しくなりました。
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