何度かこのBlog「ひとまとめ」にも書いてきましたが、私がCameraにはまるきっかけとなったのが、Ricoh「GR DIGITAL Ⅳ」の購入でした。
この「GR DIGITAL Ⅳ」を購入してから写真の美しさ、単焦点レンズの明るさを知り、Cameraにはまっていったのです。今でも毎日の通勤カバンにしっかりと収まっています。何かあればこの「GR DIGITAL Ⅳ」で写真を撮っています。私の相棒ですね。
おかげで、iPhoneで撮影する機会はめっきり少なくなりました。iPhoneは便利ですが、日本製なのでシャッター音もするので、食事中に写真を撮るのが気がかりでなりません。やはりそのような場所では、単焦点の明るいレンズとコンパクトカメラで撮影できる点が「GR DIGITAL Ⅳ」の優れている点だと思います。
ブリーチバイパスでの撮影
購入当初は、普通に写真をたくさん撮っていましたが、そのご「GR DIGITAL Ⅳ」の機能を知りモノクロで撮るようになりました。完全な素人の私としては何となくモノクロで撮影するととても上手くなったように勘違いしていたのですが、個人的にもモノクロ写真が大好きなこともありました。それ以外にはまっていたのが、ブリーチバイパスでの撮影です。
「GR DIGITAL Ⅳ」のブリーチバイパスを使って写真を撮っていると平凡なシーンでも映画のワンシーンのような感じに見えてきます。初めて撮影した時はこの色がとても大好きで、「GR DIGITAL Ⅳ」で撮る写真のほとんどをブリーチバイパスで撮影した記憶があります。
その後、少し飽きてきたこともあって、ブリーチバイパスでの撮影を控えていました。
先日、ふと思い出し琵琶湖に行ったときにブリーチバイパスで撮影してみました。
まずは、オートで撮った写真がこちら
空、琵琶湖、植樹とすべてきれいに色が出ています。手前の木の色を覚えておいてください。ブリーチバイパスではかなり変わってきます。
次にブリーチバイパスでの撮影
手前の木の色がかなり濃くなっていると思います。琵琶湖の水の色もかなり濃く、全体的に時間がかなり過ぎたような写真になりました。
街中ではこんな感じに撮れます。
東京の谷中銀座のお店です。お昼なのに夕方のような感じになりました。
旧型のバイクを撮影するとそのビンテージ感が出てきます。
古い家屋をお店にしている場所では平成から昭和初期に戻った感じがしました。
少しコントラストを下げると、古い納屋が意味深に見えたりしました。
本当にブリーチバイパスでの撮影は楽しく、普段の絵を変えてくれました。しかし、一番ブリーチバイパスで撮影して綺麗だと思ったのが、鉄を写した時でした。鉄の冷たさがよく出ていると思います。
船のエンジンの一部を撮影した写真です。
思うこと
「GR DIGITAL Ⅳ」の設定はほかにもたくさんの種類があります。白黒、ハイコントラスト、クロスプロセス、ポジフィルム調、etcです。今では、「GR DIGITAL Ⅳ」は発売されていませんが、GRⅡにもこの設定はあります。他のメーカのCameraも当然このように遊び心のある設定が入っていると思います。ぜひ、いろいろな設定で写真を楽しんでください。
次のGRが出たら、購入するかも(笑)
RICOH デジタルカメラ GRII APS-CサイズCMOSセンサー ローパスフィルタレス 175840
RICOH GR用ワイドコンバージョンレンズ GW-3 21mm ラバーフード付属 175780
リコー GRII WORLD―GRはGRを超えてゆく。 (日本カメラMOOK)
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