既にサラリーマンになって30年近くになる。私が就職した1980年代後半から1990年代前半は世間はバブルと呼ばれた時代にあり、当時流行った言葉では「トレンディ」な仕事をする人が多かったように思います。
それからあっというまにバブルが弾けて、日本中は不景気になり、学生が卒業を迎えても就職に就けない時代がやってきた。
日本はどうなるのかと思っていたら、民主党が政権をとり多少は時代が変わるのかと思ったが、大きな変化はなかった。その民主党政権が終わり、長いトンネルを越えて「アベノミクス」でまたまた小バブル時代がやってきたように思います。
現在の大学生は数年前の学生とは違い、あたりまえであるが就職に就けるようになってきて、私としても将来の日本の姿に多少の明かりが見えてきたように感じていました。
そんな時に、ネットで下記のような記事を読んで社会人28年目としては少し寂しくなりました。
「トイレ掃除の女性を馬鹿にした学生。しかしある男性の一言に彼らは凍りつく」
思うこと
もし、私が就職した時代にこのような状況と同じ学生であったなら、同じ行動をとっていたかも知れません。
記事を読んで凄く身に染みました。あの時代から28年経った今では、この記事を読んで怒りを感じます。長いサラリーマン生活で良い経験や悪い経験をして学んできた結果、逆の立場になってきたのだと思います。
サラリーマン生活でお世話になった諸先輩方に改めて感謝しています。
この記事に出てきた学生さんもきっと今は反省しているでしょう。
やはり人は一人では何も出来ないと思います。感謝する姿勢をいつも忘れずに、過ごしていけるよう残りのサラリーマン生活をがんばりたいと思います。
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