2015年10月29日 技術士筆記試験の合格発表がありました。
筆記試験合格の方々はご苦労様でした。そしておめでとうございます。
これから、面接試験の準備となりますが、ここから油断しないでしっかりと合格を勝ち取るまで頑張って下さい。
技術士とは
技術士は、技術士法に基づいて行われる国家試験(技術士第二次試験)に合格し、登録した人だけに与えられる名称独占の資格です。即ち、技術士は、「科学技術に関する技術的専門知識と高度な応用能力及び豊富な実務経験を有し、公益を確保するため高い技術者倫理を備えていること」を国によって認められた技術者であり、科学技術の応用面に携わる技術者にとって最も権威のある国家資格です。
私の受験経験から
私が合格してから既に数年の年月が経過しているので、最近の試験方法や回答方法は私は理解していませんが、いつの時代でもこの試験はそう簡単に合格できる試験ではない国家試験の一つだと思っています。
昨年(平成26年度)の合格率では、15.1%となっています。
各部門別に見ると、資源工学部門が47.6%と約50%の合格率です。
ただ資源工学部門は全体の1%にも満たないのであまり参考になりません。
最も受験数が多い、建設部門が12.6%と非常に厳しい合格率になっています。
ちなみに、私が所有している上下水道部門では15.5%となっていました。
年齢的には受験者数も合格者数も40代前半が最も多いようです。
頭の回転と専門知識、経験が必要な試験なので、30代後半から40代にかけて合格者が多いことも理解できます。
ただ、この年齢層は子育てや仕事でもプロジェクトリーダとなることが多いので、勉強する時間をいかに確保することが最も重要ではと思っています。
社内でも数人受験しましたが、合格したと聞くことがありません。
残念なことです。
来年また頑張って欲しいと思います。
惰性ではなく、心の準備が必要
不合格者の言葉を聞くと、「勉強する時間がなかった」「仕事が忙しい」とよく聞きます。
これは、全て良い訳です。
試験日はほぼ毎年決まっています。言い訳せずにやるしかないのです。
会社や上司が煩いからと毎年惰性で受験している人も沢山います。
これでは全然意味がありません。
会社としてはとても残念なことです。
もっと、効率よく受験すれば何回か受験することで合格は勝ち取れるはずの試験です。
仕事の段取りと同じで、やることリストをしっかりと作れば、受験に間に合うと思います。
PCで管理するのも良いですが、PCでの管理やスマフォでの管理は頭に入ってきません。私のお勧めは一冊のノートを作って管理することです。手書きすることで記憶に入りやすいと私は思っています。
部下にもこの手法を説明していますが、その場しのぎの返事だけで試験前になってもほとんど準備が出来ていないのがわかります。
彼らは、いつになったら本気になるのか
もっと、心の整理をして受験して欲しいと思います。
思うこと
学生時代とは違い、社会人になってテストを受験するのはとても面倒であると私もよく理解しています。
同じことを私も繰り返してきました。そのため、体験談を部下にするのですがあまり効果はありません。私の部下に対する教育がなっていないのかと反省します。私も、まだまだ社員教育を勉強しなければならないのかと感じました。
技術士だけに限らず、資格試験や受験勉強等は最終的には本人次第です。嫌になると思うけど頑張るしかないのです。資格試験の場合、早く合格すると来年は楽になるのにと思っています。
受験生のみなさん合格に向かって頑張って下さい。
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