2016年11月22日AM6:00前後に福島県などで起きた震度5弱の地震
東日本大震災の再来かと思われるほど大きな地震で、朝から避難勧告と津波警報も発表され、テレビ各局はこのニュース速報で番組内容を大幅に変更し、地震のニュースに特化した情報番組となっていました。
これは当然のことで、関東方面に住んでいない私達も、このニュースを見ながらまたあのような災害が来ないことを祈っていた。安倍総理も海外からこの緊急情報に対してコメントを出すなど、緊急事態が発生したことが分かった。
その後のニュースを見ていると、地震は収まり心配していた津波も小さく、被害はほとんどなかった結果となり安堵した気持ちでいっぱいだった。
そんなニュース速報を見ていると、いつもの朝はアイドル的な女性アナウンサーがメインとなり明るい朝のニュース番組が各局流れているが、この時だけは、若手女性アナウンサーではその対応が難しいのか、アナウンサー力が無かったのか分かりかねますが、ベテランアナウンサーがメインとなりニュース速報を伝えていました。
ベテランアナウンサーのコメントを聞いていると流石に次から次へと出てくる言葉の数々に聞くほうも凄く耳に入ってくるし、わかりやすく、その喋りの技術力に素晴らしいと感じました。
三宅アナの凄さ
私が毎朝見ている番組はフジテレビの「めざましテレビ」です。最近フジテレビは視聴率に悩んでいるようですが、「めざましテレビ」はとても明るくて、最新ファッション情報等もたくさんあり、朝の忙しい時間に流し見をするにはとても良い番組だと思っています。
メインアナウンサーは今年の4月からフジテレビでは人気No1だった加藤綾子アナウンサーがフリーに転身したことから昨年からサブで入っていた永島優美アナウンサーにバトンタッチされました。永島優美アナウンサーもまだ2・3年のわりにとても落ち着いて、笑顔も可愛く、丁寧に情報を伝えてくれるアナウンサーで代役からメインにしっかり育っていると思っています。
しかし、この時だけは違いました。
やはり、緊急事態のニュースになるとその経験がものを言うようで、メインキャスターは完全に三宅正治アナウンサーに変わっていました。
三宅正治アナウンサーの伝える情報はその緊急性とそれに対する情報等が的確にわかりやすく、落ち着いていて、視聴者が何を知りたいか等をおそらくアドリブで喋っているように見えましたが、その言葉の技術力がとても凄いと感じました。
いつもは、永島アナの横でニコニコとほほ笑んでいる姿ばかりが目に見えますが、このような緊急事態時はその威力をすごく発揮していました。
私は彼の年齢に近いこともあるので特にそう思ったのかもしれませんが、やはりベテランの必要性はどの世界でも重要であると感じた瞬間でした。
私たちの業種でも、昔からの技術力のある方々がだんだんと定年を迎え少なくなり、その技術力が継承されずに時間だけが経過しています。
私も含め最近の技術者は、経験値よりもパソコンで調べたことに頼りすぎているようで、今回のような緊急事態になった場合、三宅アナのような適切な対応が自分の仕事で出来るか?少し疑問に思った朝でした。
思うこと
先日、技術士口頭試験を受ける方々へ少し私なりにアドバイスをしました。
技術士はこのような緊急事態でも落ち着いて、その時の問題点と解決策をしっかりと定義できる技術力が求められています。
私も技術士ですが今回のニュース速報で三宅アナの対応を見て、彼のように落ち着いてその対応が出来るかと自分で想像してみました。
ある一定の経験値を持っているので、落ち着けることが出来れば今の自分では対応可能かと少しだけ自負しています。
やはり、何をするにも落ち着いて、行動できることが重要で、いかに平常心でいれることが重要だと感じています。
改めて、私の好きな言葉である「思考を意識で見守れ」が教訓になった一日でした。
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