仕事に行きたくなくて、会社を辞めたいなら「退職代行サービス」を利用する理由。

世の中には不思議なもので、いろいろなことがビジネスになる。そう考えることが古いのかも知れないが、最近ニュースで見たのが「退職代行サービス」といったビジネスです。

ニュースを見ていると今の時代なら「有!」だと思う反面、そんなこと自分で出来ないのか?と少し葛藤もあったり

転職支援サイトがある事を考えると「退職代行サービス」があってもおかしくない!

面白い時代です。

退職代行サービス

退職代行サービスとは

退職代行サービスって何をしてくれるのか?そう思って一つの代行サービス業者のサイトを確認しました。

確認したサイトは「EXIT

EXITとは日本語で「退去する=退職」で掛けているのでしょう。サイト名からもすぐに内容がわかりました。

基本的には
  • 会社を辞めたいけど、自分で言いだせない人
  • 会社を辞めたいけど、会社が辞めさせてくれない人
  • 仕事がハード過ぎて嫌なので出社せずに辞めたい人

そんな人の代わりにその意思を伝えてくれる代行サービスなのです。

法的にはどうなのか?

弁護士を置いている会社等、色々な会社があるようですが、基本的に会社と交渉するのではなく、辞めたい意思を代行することが目的となっており、違法にはならないようです。あくまでも代行で交渉はしないのが原則

このサイトが詳しく説明しています。

「退職代行ブログ」(※現在このブログは閉鎖されたようです。)

代行サービスを利用している年齢層

若い層に多いようですが、年配者やパート従業員の方も多いとか、またパワハラ社員やセクハラをされている人も多いようです。

代行費用など

実際に代行サービスを使ってかかる費用は、この「EXIT」のサイトでは

  1. 正社員・契約社員が50,000円
  2. アルバイト・パートが40,000円です。

これって、高いのか?安いのか?アルバイト、パートで40,000円は高い気がする。

しかし、実際に辞めたい人にとっては、金額ではなくて、代行してもらうことによってストレスが無くなるのが大きなメリットだと思うと支払いを済ませた方が楽かもしれません。

私も転職組

転職事例

実は、私も転職組です。

数回転職していますが、私の場合同じ職種で、その時の条件の良い場所を選択しています。なので、現在勤めている会社も数年前にエージェントから話があって、転職して来ました。

会社が嫌で辞めたのではなく、個人の技術向上を目的にステップアップしたと思っています。

経験から感じたこと

私はいずれも自分で会社に退職することを伝えて転職しました。それでも実際に退職するときは、結構面倒なことも多々ありました。そのため、このようなサービスがあれば便利だと理解は出来ます。

ただし、昭和生まれなので「立つ鳥跡を濁さず」といった言葉があるように、自分で意思を伝えるのが、礼義であり、辞めていく自分としてもリセット出来る儀式だと思っていました。
やはり「林住期」に入った人間の考え方かも知れません。

50歳からの「林住期」世代を楽しむ!第二の人生設計に挑戦することで楽しく生き抜く!

2018-11-26

幸いにもパワハラやセクハラに合っていないし、上司が嫌で嫌で辞めたとかではなかったです。
もし、こんな立場だったら会社に来るだけでもストレスになると思うので代行サービスがあれば役立つと思います。

(転職ならここで相談!)

就職より退職の方が大変

結婚より離婚の方がパワーが必要と、離婚経験者が良く語っています。

起業するよりも会社を畳む方が面倒だともよく聞きます。

これと、同じように「就職より退職」の方が大変だと思います。

社会人として仕事やプライベートで何かとお世話になったことも多いと思うのでそれが後ろめたさがあるのだと思います。離婚と同じように退職は罪悪感的なものがあるのかもしれません。海外のように転職があたり前でステップアップと見られるよりも、暗いイメージが前面に立っているのが日本社会だと思います。

社内の事例から感じたこと

2年前まで会社に居た人の例ですが、彼はある日から急に会社に来れなくなりました。(部署が違ったので、最近見ないと思ったら休んでいました。)その部署の同僚に話を聞くと、彼は「対人恐怖症」になっていたようです。

はっきりと原因は分からなかったのですが、原因の1つに「仕事」で悩んでいたようです。

いわゆる 仕事=上司と部下 の関係です。

最初はつまらないイザコザでもめていたようですが、お互い譲らず最終的にはクライアントとも上手くいかなくなって、悩み続けて体調を崩し、会社を去って行きました。

全然知らなかったので、退職してからわかったのですが、「対人恐怖症」となって人に会うのが嫌になったようです。

その後、彼は努力して「対人恐怖症」を克服し、現在は子会社で勤務しています。

まだ若かったこともあって、病気と上手く向き合い克服されました。克服するのに約1年近く時間がかかったと聞きます。

彼が辞める時は、代行サービスではなく、総務部長が何度か行き来しながら退職の意思を確認して、手続きを取ったようです。会社には挨拶にも来れなかった状態だと聞きました。

退職代行サービスは有か無しか

私的にはこのサービスは「有」だと思います。

会社が嫌で辞めたい人にとっては、会社に来るのも嫌だろうし、意思を代行してくれるのは便利なシステムだと思います。

特に、セクハラ、パワハラ被害にあっている人にとっては「頼みの綱」だと思います。

ただ、受け取る側の会社がそれに対応するか否かは不明です。そのため、揉めると代行サービスだけでは退職することが出来なくなることもあると思います。できれば円満退社が良いですが、今の時代こんなサービスがあっても悪いとは思いませんでした。

思うこと

何が仕事になるかわかりませんが、人のためになるのであればOKだと思います。

本当は、自分で意思を伝えるのが正解だと思いますし、もし我が子がこのような事になった時は、「自分で意思を伝えないさい」と説得すると思います。けど、何となくですが心の底にこのサービスが有だと感じています。

「退職代行」と検索するだけで、かなりの数の会社がピックアップされるということは、既にビジネスになっているのだと思います。

もしかしたら、私も使う日が来るかも?

次は、めざせフリーランスです。(笑)

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